シャサーニュ・モンラッシェ
ドメーヌ・ブノワ・アント
Domaine Benoît Ente
偉大な兄アルノーの系譜を継ぎ、ブルゴーニュのトップ生産者の地位にまで上り詰めたブノワ・アント。20 ほどの区画に及ぶ約6ha を所有する小規模ドメーヌの当主として、テロワールを優美で、繊細かつ明確に表現しています。 彼は細部へのこだわりを大切にする、冷静で、辛抱強く、穏やかな醸造家です。 若かりしブノワは1990 年、伯母のもとでピュリニー・モンラッシェに位置する祖母父が営むドメーヌで働き始めました。労働力不足を理由に荒廃農地となっていたドメーヌの畑は、1940 年代後半、ブノワの母方の祖父による大きな変革を経験しました。ブノワが彼を真の「ストイックな仕事人間」と表現するように、祖父はマサル・セレクションによる植え替えを多くの区画で行いました。 ドメーヌで働くよう ...
詳細を読む
ドメーヌ・ファビアン・コシュ
Domaine Fabien Coche
1940 年創設のムルソーでは老舗のドメーヌ。現当主の祖父、ジュリアン・コシュ・デュボー氏がドメーヌを興し、父親のアラン・コシュ・ビズアールがドメーヌを躍進させました。そして、現在の当主、1973 年生まれのファビアン・コシュは自らドメーヌを引継ぎ手掛ける傍らで、永年にわたりムルソーでのワイン生産者の組合で要職を務め、今やこの地になくてはならない存在として、ムルソーでの確固たる地位を築き上げました。 また、コシュ・デュリー、ジャン・マルク・ルーロは、ファビアンのはとこにあたるという、まさにムルソーの名門です。 現在、約12ha 弱、28 のアペラシオンを生産するコート・ド・ボーヌを知り尽くすファビアンは、コート・ド・ボーヌだけで約40 のリューディーを所有し、全ての区画 ...
詳細を読む
ミシェル・クトゥー
Michel Coutoux
ミシェル・クトゥー氏は、シャサーニュ・モンラッシェでトップ・プロデューサーのミッシェル・ニーヨン氏の義理の息子。クトゥー氏は1969 年にトゥーレーヌのブドウ栽培家達の家に生まれ、1987 年にボーヌの農業学校を卒業。その後、ギー・アミオで2 年間、ベルナール・モレイで6 ヶ月間研修をしました。 その間にニーヨン氏の次女と知り合い、1991 年に結婚しました。 現在はミシェル・クトゥー本人がミシェル・ニーヨンについても全てを取り仕切り、更に娘のルーシーもドメーヌに参加し、共に働くようになりました。 この名門ドメーヌでの仕事のおかげで、近隣のブドウ栽培家達と知り合い、そのコネクションを生かしてこのコート・ド・ボーヌの白専門マイクロネゴシアンを設立。『このネゴシアンの ...
詳細を読む