ブルゴーニュ アリゴテ
ドメーヌ・ブノワ・アント
Domaine Benoît Ente
偉大な兄アルノーの系譜を継ぎ、ブルゴーニュのトップ生産者の地位にまで上り詰めたブノワ・アント。20 ほどの区画に及ぶ約6ha を所有する小規模ドメーヌの当主として、テロワールを優美で、繊細かつ明確に表現しています。 彼は細部へのこだわりを大切にする、冷静で、辛抱強く、穏やかな醸造家です。 若かりしブノワは1990 年、伯母のもとでピュリニー・モンラッシェに位置する祖母父が営むドメーヌで働き始めました。労働力不足を理由に荒廃農地となっていたドメーヌの畑は、1940 年代後半、ブノワの母方の祖父による大きな変革を経験しました。ブノワが彼を真の「ストイックな仕事人間」と表現するように、祖父はマサル・セレクションによる植え替えを多くの区画で行いました。 ドメーヌで働くよう ...
詳細を読む
ドメーヌ・ファビアン・コシュ
Domaine Fabien Coche
1940 年創設のムルソーでは老舗のドメーヌ。現当主の祖父、ジュリアン・コシュ・デュボー氏がドメーヌを興し、父親のアラン・コシュ・ビズアールがドメーヌを躍進させました。そして、現在の当主、1973 年生まれのファビアン・コシュは自らドメーヌを引継ぎ手掛ける傍らで、永年にわたりムルソーでのワイン生産者の組合で要職を務め、今やこの地になくてはならない存在として、ムルソーでの確固たる地位を築き上げました。 また、コシュ・デュリー、ジャン・マルク・ルーロは、ファビアンのはとこにあたるという、まさにムルソーの名門です。 現在、約12ha 弱、28 のアペラシオンを生産するコート・ド・ボーヌを知り尽くすファビアンは、コート・ド・ボーヌだけで約40 のリューディーを所有し、全ての区画 ...
詳細を読む
ドメーヌ・サン・ジャック
Domaine Saint-Jacques
コート・ド・ボーヌの南に連なるコート・シャロネーズのリュリーに9.5ha を所有するドメーヌ。ここ数年の評価は非常に高く、リュリー最高の生産者と言われるほどです。 ドメーヌは長い歴史を誇り、1955 年にクリストフ・アメデ・グランムージャンが移り住んだことに遡ります。当時、ブドウはネゴスに売っていましたが、3 代目のクリストフ・ジャン・グランムージャンが1990 年に引継ぎ、ワイン造りを始めました。ドメーヌ・サン・ジャックの名前でリリースされるようになったのは2000 年代中頃のことです。2021 年からは、クリストフ・アンドレア・グランムージャンが4 代目として引き継ぎ、現在に至るまで、高い評価を受けるワインを造り続けています。 かつて、この地はサンティアゴ・デ・コン ...
詳細を読む
レ・テール・ド・フィレアンドレ バイ・ダヴィド・デュバン
Les Terres de Philéandre by David Duband
レ・テール・ド・フィレアンドレ はブルゴーニュで最高のワイン醸造家の一人と言われているダヴィド・デュバンが、自身のドメーヌと同様の哲学と品質で、100%買いぶどうで造るネゴシアン・ブランドです。 ダヴィド・デュバンの本拠地コート・ド・ニュイ以外のテロワールにチャレンジするため、あえて別ブランドを設立。フィレアンドレという名前はフィロメール(Philomène)とレアンドレ(Léandre)という、2010年12月16日に2人の小さな天使が誕生したことにちなんでつけられました。 ぶどうの買い付けはダヴィド・デュバンが求める厳しい条件をクリアし、栽培家の働きぶりを見て、自身が納得できるものを購入しています。栽培家とは特別な契約はなく信頼関係を保ち ...
詳細を読む